【意外な美容記事】手荒れの「かゆい!」の理由
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今回のテーマは「手荒れで手がかゆい!」という内容です。
「夜、気が付くと手をかいていた..」
「治りかけてたのだけど、ひっかいて繰り返すの」
「湿疹がかゆくて」
1.肌が「乾燥肌」になっている
手荒れの段階はさまざまにありますが、初期症状は「乾燥」です。
健康な肌が、かゆみを伝える神経の末端が、肌の奥の方にあります。
しかし、乾燥肌になると、皮膚内部が乱れることで、この末端神経が、肌の表皮のすぐ下まで伸びてしまうことがあります。
だから、「かゆみ」を脳に伝えやすいそうです。
あるいは、乾燥肌はバリア機能が落ちているため、刺激に対して無防備だから「かゆみ」を感じやすいというものもあります。
「かゆみ」自体の詳しいメカニズムは、未だに不明です。
しかし、かゆみの主な原因物質は「ヒスタミン」です。
この「ヒスタミン」がかゆみ物質でもあり、神経に「かゆみ」を伝えるそうです。アレルギー反応とも関係しているとも言われています。
こういうと「ヒスタミン」が悪者のように見えますが、「ヒスタミン」は、身体になくてはならない物質であることも事実です。
ヒスタミンは、例えば、脳への刺激を与え、ひらめきとも関係すると言われています。ヒスタミンが不足すると、鈍脳つまり「頭が働かない状態」になります。
やや話がそれましたが、肌のバリア機能が低下するため、乾燥肌とかゆみは、密接な関係にあるようです。
乾燥肌を防ぐためには、こまめな保湿が大事になってくるわけです。
「手の保湿って、ハンドクリームでしょ?」
そう思われる方も多いかもしれませんが、ハンドクリームは、あんまり手のケアに向いていないようなものもあります。
例えば、油分ばかりのハンドクリームは、乾燥して手荒れしている肌には、あまり向いていません。というのも、乾燥しているということは、水分が足りていないのです。
「そう、水分が必要!」
「じゃぁ、なんでクリームなんて塗るんだ。水につければ、いいじゃないか」
単純に水に手を付けるだけでは、手はうるおいません。
水分だけではなく、油分も必要なんです。油分は、手の水分が蒸発して乾燥するのを防いでくれます。
むしろ、手の内部は水分不足だからといって、水に手をつけても、手はふやけるばかりで、うるおいません。うるおわないどころか、水に触った後の手は、手の油分が流れ落ちて蒸発しやすい状態なので、非常に乾燥しやすいのです。不思議ですね。
結論から言うと、水分+油分 +保湿成分。
これが、クリームとしては理想です。
そして、もう一つ保湿クリームにとって大事なこと。
〇香料を使っていないなこと!
手荒れしている肌は、バリア機能が落ちています。
健康な肌で「大丈夫だから」といって使っていたものでも、バリア機能が落ちている肌の場合、大丈夫とは限りません。
「香料」というのは、具体的に何が含まれているのかわかりませんが、一辺倒に「香料」というくくりで表記が可能です。
実は毒性も不明なので、ちょっと不安になります。ほとんどのハンドクリームは香料を用いていますが、無香料の方が安心できると思います。
また、バリア機能が落ちているため、鉱物油ももしかしたら悪影響する場合もあるかもしれません。
鉱物油というのは、石油を精製してつくられるもので、ワセリンなどで通常であれば肌に問題なく使えます。
ただ、それは健康な肌のバリア機能が働き、肌奥に浸透しないことが前提としています。
こうした不安となる要素がないものとして「デイプロテクトモイスチャー」をお勧めしております。油分は、人間の皮脂膜にも含まれるスクワレンです。
私も、途中からこうしたことを知って、デイプロテクトモイスチャーを使い始めました。無香料なのですが、ちょっと香りはします。悪い匂いではありません。個人的には、なぜかマヨネーズを連想したくなる香りです(※食べないでください)。
保湿が乾燥を防ぐ効果は、塗っている時は「本当に効果があるのかなぁ?」という感じでわかりづらいです。
ただ、塗るのをやめてケアをサボると、一気に荒れます。サボらないで、こまめな習慣が大事です。
でも、継続して数ヶ月すると、本当に手荒れが落ち着いてきた感じがあります。少しずつ、薬の使う量を減らしつつ、保湿クリームをこまめに塗ることで、手の皮膚が厚く、柔らかくなってきて、乾燥しづらい肌になるんですね。
保湿クリームは、水に触った後は、必ず塗るのがおすすめです!
いい保湿クリームを見つけたら、早速この習慣を身につけましょう。
2.炎症があり「湿疹・はれ・かゆみ」が見られる
軽い乾燥が、手荒れの初期症状ですが、進行してしまうと、手の皮膚全体が硬くなりひび割れや赤みが目立ち、血がにじむようになります。
さらに進行すると、かゆみや湿疹、じくじくしたり、ややはれ気味にもなります。
さらに進行してしまうと、皮むけがおき、猛烈なかゆみや、じくじくしている部分から黄色い滲出液が出て、指を曲げづらくなります。
手荒れが軽い乾燥だけで済む場合は、保湿だけでも効果があります。
しかし、炎症が起きており、湿疹・かゆみ・はれ・あかみが見られるようであれば、皮膚科医に相談されることをお勧めします。治療が必要です。
手の乾燥が進行すると、肌表面の角質が乱れやすくなったり、水分が失われたり、皮脂膜という防御膜がはがれてしまい、バリア機能が低下してしまいいます。
このバリア機能が低下した状態だと、健康な肌であれば問題ないことでも、有害な刺激として受け取ります。これを取り除こうとして、防御反応として起こるのが「炎症」という反応です。熱をもち、はれ、赤み、痛みを感じます。
ただ、「炎症でかゆいから」といって、爪で引っ掻いてしまうとあとがやっかいです。ヒスタミンが更に分泌されて、余計にかゆい範囲が広がります。
では「炎症でかゆい」時はどうしたらよいのでしょうか。
1つは、医療薬としてもらった薬用いて、炎症を抑えるという方法です。
次に、かゆみどめを塗ることです。医師から処方されたものがお勧めですが、市販薬でも効果はあります。即効性が高いので、お勧めです。
最後に、保冷剤名でなど冷たいもので冷やすことです。炎症が抑えられることで、かゆみも抑えられます。
もし、洗剤、アルコール製剤などが原因で、手荒れが悪化している場合は、ハンドプロテクターもお勧めです。かゆみどめにはなりませんが、長期で手の悪化を防ぐにはいいと思います。
炎症を抑える薬としてよく使われるのは、ステロイド系軟膏ですが、皮膚科医からの指示はきちんと守って使いましょう。
また、副作用も強いので、あまり長期間使わないようにしたいものです。
副作用として「乾燥肌」「肌が薄くなる」という症状も見られます。ステロイドに頼ってばかりの皮膚は、弱くなりやすいのです。
炎症があるときは塗ったほうがいいですし、きっと効果も実感できると思いますが、頼りすぎない方でいいです。皮膚の回復と共に、使う量に関しては調整しましょう。
かゆみどめと、保冷剤で、即かゆみを抑えましょう。
炎症を抑える治療薬を処方されることをお勧めしますが、頼りすぎないように注意はしましょう。
原因を減らす意味では、ハンドプロテクターもお勧めです。
3.指の関節の「かさぶた」がかゆくなる
手荒れで、傷ができたり、血がにじんだりした後に「かさぶた」ができることがあると思います。
かさぶたも、かゆく感じることがありますよね。はがしてはいけないとは思っても、むずむずしますよね。
かさぶたが、かゆくなる理由は「ヒスタミン」とも関係しています。
細胞が損傷を受けると、組織周辺の肥満細胞等が、ヒスタミンを放出します。
放出されたヒスタミンは、皮膚に傷ができると、皮膚に治るように必要な細胞に働きかけてくれます。
ヒスタミンが血管を広げ、あかみ、発熱、はれなどの炎症をつくります。この炎症によって、他の部位から、免疫細胞やたんぱく質等が集まり、細胞や組織の損傷回復が促されるのです。
しかし、この過程で、かゆみを伝える神経にも作用してしまい、かゆくなるのです。
かゆい部分をかいてしまうと、さらに肥満細胞などからヒスタミンが分泌されて炎症部分がひろがります。結果的に、もともとかゆかった場所よりも広い範囲を掻いてしまい、皮膚のダメージは広がり、手荒れはさらに悪化するのです。
「かゆみ」がひどいと、憎たらしく感じることがありますね。でも、かゆみは、身体に異常事態を知らせるシグナルだと言われています。
例えば、ガンや内臓疾患でも、かゆみを感じる方がいるそうです。アレルギー反応のかゆさも、一種の防衛反応だと言われています。
「乾燥肌」も、「手荒れ」も、どちらも肌が大変傷つきやすい状態になっていますので、細胞や組織の損傷を回復させようと、ヒスタミンを放出してしまうのかもしれません。
また傷だけではなく、アレルギー反応を引き起こすアレルゲンなどが体内に入りやすくなり、衣服のこすれなどのちょっとした刺激によってもかゆみ神経を刺激することでかゆくなりやすいと考えられます。
ヒスタミン自体は、悪気があるのではなく、回復のために放出されます。
かゆみ止め、保冷剤などを使って、爪で引っかいたり、はがしたりしないように、努力しましょう。
また、こまめな保湿をすることで、乾燥を防ぎ、バリア機能がきちんとある健康な手肌を取り戻しましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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今年こそ、キレイな手を目指して頑張りましょう。
【記事担当:おぐ】