小さな水泡が指や手に、春先できたら

小さな水泡が指や手に、春先できたら

「気持ち悪い小さな水泡ができたけど、大丈夫かな?」

ある日突然0.5mm~1mmくらいの水泡ができたことはありませんか。

かゆくはないけれども、ぶつぶつしていて気持ち悪いですよね。

 

私自身なったことがあるのですが、まずお伝えしたいことがあります。

「絶対に気になっても潰さないでください!」です。

潰すと痒くなって酷い手荒れになりました。潰さないようにお願いします。

 

一応、かゆくないプツプツした水泡にはいくつか可能性があります。

1つ目:汗疱

2つ目:水虫(手指の皮がむけます)

3つ目:アレルギー(薬などへのアレルギー反応の可能性あり)

4つ目:手足口病(指の間、口の中、足の裏などにもできることも)

5つ目:掌蹠膿疱症(水泡に膿があり濁っている。喫煙や歯周病とも関係する)

 

私は1つ目「汗疱」しか経験がありませんので、ここだけ掘り下げますね。

 

春だ!3月だ!暖かくなってきた!

と喜んだ矢先、今年もできました。

画像が気持ち悪かったらすみません。参考までに載せておきます。

 

今年は、皮膚が弱っていた薬指にできました。0.5mm程の小さな水泡が複数ですね。全くかゆくはありません。

以前にできた個所としては、親指と人差し指の間(みずかき)に1つだけ2mmくらいのができたことがあります。

更にその前は、手首側面に、3つほど0.5mm程の小さな水泡ができました。(そして潰して大変なことになりました)

どれも春先から夏にかけてできました。暖かくなる時期にできやすいそうです。

 

汗疱というのは、漢字の通り、汗でできた水泡状のできものです。

季節の変化で急に汗の量が増えてくるため、うまく排出できず汗腺が詰まってしまい、皮膚の下に汗が溜まってこのような「ぽっこり」ができます。

汗疱は、水泡の中が透明です。放っておくと、水泡が平らになってきて自然と消えます。

特に複数できると気持ち悪いですが、潰さないで放っておきましょう。

 

汗疱ができやすい箇所として、指の側面、

 

初めて汗疱が手首にできた時、無知だった私は潰しました。

汗疱は、他人に移る心配はないと言われています。ですが、潰すと明らかに更にプツプツが広がり、しかも、かゆみを持つようになりました。

おそらく、汗疱性湿疹や異汗性湿疹という状態に進行してしまったんだと思います。

潰さないようにそっとしておきましょう。

 

汗疱は、水虫のように細菌とは関係ありません。

多汗症、金属アレルギー、ストレス(自律神経の乱れ)とも関係していると言われています。

(私も春先から夏にかけてなるのは事実ですが、よくわかりません)

 

ちなみに汗疱を潰した後、右手のあちこちにポツポツが広がったと思ったら、主婦湿疹を私は併発しました。

 併発...というよりは、汗疱をきっかけに手が荒れ始め、洗剤などの家事によって主婦湿疹(あるいは汗疱性湿疹や異汗性湿疹)に進行したような感じです。

(途中から主婦湿疹の炎症による水泡がポツポツができるようになりました。主婦湿疹の水泡はかなり痒く、当初の汗疱と違って自然治癒してくれません。

※主婦湿疹なのか、汗疱性湿疹なのか、異汗性湿疹なのかあまり区別ありませんが、要は一般的に「手荒れ」と言われる状態です)

手荒れになってしまった場合は、皮膚科への受診をお勧めします。根気よく治すしかありません。

 

今年も汗疱はできましたが「絶対潰すもんか。もう二度と手荒れはごめんだ」と思っています。

 

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